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総合病院では、会計が待ちきれなくて大声をあげる老人の対応に追われています。
「おい! 人を何時間待たせるんだ、まだなのか!」
「申し訳ございません。順番にやっておりますので」
それでもゴネる老人の声に別の老人がキレる。
「うるさいぞ! 待ち時間が長くてイライラしているのは、あんただけじゃない」
「なんだとお!」

われわれが子供のころは、老人は地域の子供達を見守り、時には説教されるような道徳心に溢れる存在だったのですが・・・

調査によると、高齢者の半数が、きれることが『よくある』や『たまにある』と答えています。さらに、『年齢とともに感情のコントロールが難しくなっている』という人が3割に達しています。

実は、「怒り」の感情は、脳の「大脳辺縁系」というところで作られます。
その「怒り」を抑制する役目を果たすのが、「前頭葉」ですが、年を取るにつれ知らない間に『前頭葉』の働きが衰えて、感情の抑制ができなくなってます。

自分で気をつけるしかありません。憐みの目でみられています。