キヤノン(株)【7751】の掲示板 2019/05/15〜2019/05/24
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NewsWeek5月21日号に米中貿易戦争の本当の核心「米中衝突の核心企業華為技術とは何者か」が載る。
スウェーデン テリアが北欧都市で、世界初4Gシステム構築に乗り出したのは2009年。
その大役実務が意外や華為技術で、中国内一部除けば無名。同年ノルウェー移動体通信もエリクソン・ノキアけり受注し予算内・納期前に完成した。華為が世界に躍り出た瞬間で、最先端独自技術で縄張りを押し退けた。
それから10年中国政府支援数千億円と云われるが、通信機器最大手170ヶ国1,057億＄売上る(写真1)。加えて同社は5G開発で世界先頭を走り、世界経済を完全に変えるデータ容量・速度の革新的技術を持つ(写真2)。
1. 5Gは米中の地政学的な戦場
先進国独断市場に華為技術は進出は、西側に衝撃与え、その成功でトランプは華為勝ち継続は世界通信網支配・スパイ行為や知的財産侵害が行えると考える。華為は普通の会社かを問い、地政学戦場と捉える。
華為技術は1987年創立解放軍工兵隊39歳任が、850万＄融資受け14人で創業。今年3月英政府の5G報告は、ハイテク版トロイの木馬かもしれないとした。ハッカー侵入許す欠陥有し安全上問題残すと…。証拠ないとし完全に排除しない。30年年で世界最先端は疑問が残り、解放軍が顧客であり非上場社員持株、政府与信300億＄得る。
2.国内巨大市場制圧
1990年前半研究500人生産200人、93年新型交換機完成し解放軍に納入。1年後江沢民に「電話交換機産業無い国は軍隊の無い国」に等しいと具申。96年迄に政府と軍は電気通信を支援し外国製締出し、地方・農村部と格安販売無料支援で伸び、1998年合弁上海ベルに打ち勝ち国内独占した。今や世界通信機器29%支配、2000年始め米シスコからルーター用ソフトウェア盗取した。これ理由に切り捨てるには、年間150億＄～200億＄研究開発資金投入し14万人社員中で8万人が研究開発する高度技術力。
3. 他社凌ぐ革新技術開発
華為研究は、研究成果がすぐ売上に繋がる。垂直統合組織で、基幹部品から消費者端末用迄自社製だ。インターネット経済に不可欠なスマホ含め5G関連技術は全て要素を自前調達する。エリクソン・ノキアとの相違点で、スマホはサムソンに次ぎアップルを超える。
way*****
5G高性能チップセット自社生産の最短位置にいる。5G関連画期的技術開発では華為に敵わない。既に広い受信低周波帯と本来高周波帯の両方実証実験重ねる。今年自社設計の5Gチップセットとデバイス発表した。5Gネット40件を締結、数十ヶ国契約検討下だ。華為が電話・電子メール・商取引等膨大データ容量ネットワーク握れば、通信インフラは米国から中国の手中になる。インテリジェンス・敵監視・秘密性高い情報収集は、中国に移り米国は凋落する。中国も5G選択は2つ；
①中国政府5G構築、②華為に5G任す
中国は両方目指すが、任は②を声高主張する。
娘の猛晩舟逮捕も①②からデータ盗取(＊1)とアクセス遮断リスクからだ。EUは既に4Gで華為に馴染み、排除難しい…かといって。
4. もう勝てない中国に？
米国は華為採用リスクを完全に説明出来ない。米国は今まで通信網利用してスノーデン流情報収集してきた。米国は中国が5Gで同様な手法取ると思い込んでいる。
華為の任が余裕持ち聞き流すのは、最先端ネットワークを構築しつつあり、今後膨大特許料が転がり込む余裕だろう。5G移行進めば、華為は優位に立ち亜・アフリカ(4Gの70%華為)・中東は華為手中となる。米国が華為排除に動いても華為存在感は増す。マレーシア・タイは華為だろう。スペイン・ポルトガル・イタリアも…英独さえも5G華為全面排除は消極的だ。
［以上］
長くなったが、令和の流れは身近生活も身から、遠い宇宙戦争も、5G技術由来の通信網変化になろう。それにしても平成20年間、日本のNTTと情報通信企業は、何等高度化変化追求せず目前携帯・スマホ大衆化利益に胡座・うたた寝を20年貪った！
中国は1840年アヘン戦争以来欧米に屈服したが、1950年原爆と宇宙をソ連から、1978年から新産業都市構想と品質改善QC技術を日本をコピーして、華為技術如く世界に躍り出た。アヘン戦争から180年後の今21世紀、再び過去の栄光を取り戻そうと動く。
5Gは前メール"周波数分割方式"の日米グループと、"時間分割方式"の華為技術の中国一帯一路グループの通信インフラ技術方式の争いになる。
かつてビデオVTRのベータとVHSの方式争いに似る。コストでは華為、災害安全性では日米方式が勝るか‼
技術視点から、日本技術を応援しよう…