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プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2021/06/17〜2021/06/20

【昨日のBSプライムの武見氏の発言】
・アデュカヌマブは間違いなく効くでしょう。
・米欧に続いて日本も承認してゆくことになる。
・これが承認されたらアミロイドβのPET検査が必要になるが20~30万かかる。
・現状血液のバイオマーカーの信頼度が低いのでPET検査をせざるをえない。
・しかし血液や髄液のバイオマーカー(数万円)で検査できる。
・その血液バイオマーカー(アミロイドβおよびリン酸化タウ)の研究は富士フイルムと富山科学が行っている。
・そしてその検査装置は島津製作所が作っている。検査装置はあるがバイオマーカーの承認がおりていない。
・血液バイオマーカーが承認されると世界中で使われることになる



※現在アデュカヌマブの投薬対象をどう判断するかという診断のプロトコルを作っているところ。

PSSの認知症の診断マーカーの実施予約特許はトランスフェリンを診断マーカーとするもので、アミロイドβが病気が進行した後でなければ変化しない、リン酸化タウの出現が神経細胞の死を意味することから、より早期の診断につながるとされているもの。
h ttps://patents.google.com/patent/WO2017195778A1/ja

アデュカヌマブがアミロイドβの減少を促す薬品であることから、アミロイドβの検出にこだわるのであれば時間がかかりそうですが、それならば欧米企業と組んで欧米での承認に取り組んだほうが近道かも(日本人としては忸怩たる思いですが)。
※欧米ではアルツハイマーがより深刻で患者団体の権力(圧力)も強い様子。

しかし、この糖鎖バイオマーカーと検査装置(LuBEA)が承認されると、新型コロナどころではないでしょうね。

昨日にはエーザイの抗体薬物複合体(ADC)のニュースもありましたが、新型コロナは世界の「遺伝子(DNA、RNA)、タンパク質、糖鎖」検査を10年以上推し進めたのではないでしょうか。