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プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2020/10/06〜2020/10/07

株主総会について、
気づかれた方も多いとは思いますがお気づきにならない方もいらっしゃるかと思い蛇足。

(古川常務)44’50”
今後3年間で試薬の売上が4割を超える。その中でもPCRアッセイ(試薬)が25%、少なくとも25%になる。明らかにPCR試薬に我々の将来がかかっている。

(田島社長)14’24”
前期売上セグメントでは装置もそうであるが試薬が予定を超えて上がってきている。しかしこれにはまだ、PCR試薬が入っていない。これに「1番の収益頭」になるであろうPCR試薬が乗るのでなるほどという図形になってゆく。(前期検査装置の売上は約30億)

重要なのは、ここで古川常務の言う2023年売上高100億円に占めるPCR試薬の売上シェアが「少なくとも25%以上」というのは、売上シェアの話をしているのではないということ。

国内向けPCR試薬は新規セグメントの積み上げ事業なので、「75億円の従来売上に、少なくとも25億円のPCR試薬が積み上がる」と理解すべきだと思います。

PCR試薬の単価が不明なので、どうにも推し量れないのですが、
2023年6月までに、仮に計500台の検査装置が国内向けに販売され、1台あたり年間7,000検体の検査が行われるとし(エリテックは昨年500台のエリートインジーニアスに350万検体のPCR試薬を供給)、PCR検査試薬の販売単価が、3,000~5,000円とした時の2024年以降のPCR試薬の売上高は、

500台×7,000検査×検査試薬単価

このことをイメージして、もう一度株主総会のビデオでの、田島社長や古河常務の表情や話のトーンを再視聴されると、楽しい眠りを迎えられることうけあいです。W

やっぱり試薬の制約条件は試薬の製造供給能力ですよね。

大館第2工場の完成のもたらす増産効果は
現在の試薬の供給能力が60万TEST/月(推定4億円)×12ヶ月×4倍以上。
なるほど、なるほど。