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ナガイレーベン<7447>は国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカーであり、高い利益率と堅固な財務内容を誇っている。発表された2019年8月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%減の12,916百万円、営業利益が同10.2%減の3,786百万円、経常利益が同10.1%減の3,839百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.1%減の2,649百万円となった。主力のヘルスケアウェアの更新対象物件が計画以上に後ずれしたことなどから減収となった。原価面では、新工場の立ち上りに伴う減価償却費増や不動産取得税の発生などの特殊要因があった。これにより売上総利益率は前年同期比で0.3ポイント低下したが、これらの特殊要因を除けば前年同期よりは改善していたことになる。一方で販管費も役員退職慰労金制度廃止等の一時的要因により前年同期比5.9%増となった。その結果、営業利益は同10.2%減となったが、おおむね想定内の結果であり大きく懸念される内容ではなかった。