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エアバックにおける火薬の劣化って予測はなかなか難しかったと思う。まだ歴史の浅い安全装置だから。

でも初動でしっかり対応しなかったのは言い逃れできないでしょ。あんだけ長きにわたって死傷者が出しといて・・・。

事故直後の、目に部品が突き刺さった時の写真を大きく引き伸ばして、それを背後に会見を開いた被害女性の記事を読んだことがある。

例えば、この女性が心と体に傷を負いながらも勇気をもって被害を訴えたまさにそのときに、タカタとしてはもっとやるべきことがあったんじゃないかな。それが引いてはタカタ自身にとっても今の事態を回避しえたかもしれない唯一の方法だったんじゃない?

タカタがエアバックを作るきかっけになったいきさつを知れば、なおさらそうするべきだったと思うよ。当時の社長が人の安全のためを思って作ったという心意気が台無しどころかむしろ殺人なんて言われちゃうんだからやるせないでしょ。

人の安全を守るための装置なのに、その安全よりも納期を優先して何年もずるずるきてしまった感がなんとも残念。もちろんそれは供給先の自動車メーカーにも責任の一端はあるはずだけど、「お客様の安全を守る為、今現在タカタとしてはできるだけのことはやっておるのですが、我々だけではどうしても対応できかねる部分があります感」満々で、必死になって初期対応しておけば今と違う感じになっていたであろうに。

倒産するしないは別にして、そこだけは教訓にしないとだめだ。 むしろ万にひとつ倒産を免れたとしてもそこが教訓にできないようでは結局はだめだ。