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【ムンバイ=早川麗】日本の公正取引委員会に相当するインド競争委員会(CCI)が印自動車最大手マルチ・スズキを独占禁止法違反の疑いで調査していることが21日わかった。販売店に対し値引き価格を制限しているとの申し立てがあり、事実なら独禁法違反(再販売価格の拘束)に当たるとみている。ロイター通信が伝えた。

同社はスズキの子会社で、インドの乗用車で51%のシェアを握る。印自動車工業会によると、2018年度(18年4月~19年3月)に前年度比5%増の約173万台の乗用車を販売した。販売店の値引きを制限している場合、公正な競争を阻害し、消費者に不利益を与えているとCCIはみている。ロイター通信は関係者の話として、CCIが約10カ月にわたり調査していると報じた。