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マツダ(株)【7261】の掲示板 2020/07/01〜2020/07/10

6月の米国販売は10.9%増と日本メーカーで唯一プラスに

自動車各社がコロナ禍からの事業再建に懸命の取り組みを進めているなか、マツダの販売や生産の回復が比較的堅調に進んでいる。

最大の販売先である米国では、6月の販売が前年同月比10.9%増と日本メーカーでは唯一前年実績を上回った。2番目に依存度の高い中国も6月まで3か月連続でプラスになった。けん引するのは2019年10月に日本から投入が始まった新型SUVの『CX-30』だ。併せて、経済危機時の自動車メーカーには不可避となる在庫の適正化も着実に進んでいる。

マツダの今年の米国販売は、1月に前年同月比17.8%増、2月は19.0%増と、月次販売では「過去最高レベル」(グローバルマーケティングなどを担当する梅下隆一執行役員)でのスタートとなった。年初に投入したCX-30と、マツダでもっとも大きなサイズのSUVである『CX-9』が好調に推移した。しかし、最多時には全米の85%の販売店が休業した3月と4月の販売は40%強の減少に沈んでしまった。

そこから6月はプラスに浮上し、1~6月の上期では前年同期比7.0%減の12万8869台まで戻している。6月の米国での日本メーカーの実績はトヨタ自動車が26.7%減、ホンダが15.5%減などと苦戦が続いているだけに、マツダの健闘ぶりが目立つ。同社によると、前年同期にはなかったCX-30の純増、さらに依然としてCX-9の好調が寄与しているという。また「6月末には、ほぼすべての販売店が営業を再開できた」(国内広報部)ことも復元につながった。
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1~6月の上期米国販売(前年同期比)
トヨタ ▲26.7%
ホンダ ▲15.5%
マツダ ▲7%

マツダ、選ばれてますね。