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マツダ(株)【7261】の掲示板 2020/01/10〜2020/01/20

短い距離だがSKYACTIV-Xを搭載したCX-30の試乗では、発進のしやすさ、上り坂など中間加速におけるアクセルのつきの良さが体感できた。CX-30はサイズも大き目で重いイメージがあるが、発進時のもたつきやアクセルレスポンスの悪さは感じられない。試乗車がマニュアルトランスミッションだったので、坂道の途中であえて3速にシフトアップして失速するような状況を作ってみたが、そのままアクセルを意識して踏み込むこともなく加速していった。

低速でのトルクがあるのと、エンジン自体の熱効率をあげるための遮蔽が防音効果も発揮するので、全体として静かでマイルドだ。緩慢なアクセルワークでも余裕の運転ができる。大きさや重さを感じさせない運転が可能だ。しかし、試乗した範囲でのアクセルレスポンスの良さから判断すると、おそらくエンジンの全域でトルク感が味わえる。こまめなシフトチェンジは必要ないが、積極的にギアを切り替えていけば自在な加減速を制御できそうだ。

これらは主にベースのエンジンとSPCCIによる特性で、ハイブリッドのモーターアシストによる効果は、シフトアップやSPCCI切り替え時など限られる。SKYACTIV-Xに搭載されたマイルドハイブリッドの効果がいちばん体感できるのは、アイドリングストップだ。通常のイグニッションもアイドリングストップからの起動でも、不快な振動が感じられなくなる。再始動時の振動をストレスに感じる人(筆者もそうだが)には、地味にうれしい機能だ。

スカイXは相当扱いやすいエンジンのようですね。