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曙ブレーキ工業(株)【7238】の掲示板 2019/03/09〜2019/05/07
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988
>>987
yqrさん、ありがとうございます。
ADRによる再建の場合、「債務返済のリスケジュール」のみの合意で終えるケースもあるようですね。
しかし曙ブレーキの場合は、有利子負債が1,000億円以上あり、自己資本も5%を切っているので、リスケぐらいで再建できる状況ではないように思います。
ワシがイメージしていたのは、最近の「田淵電機」のADRなんですが、このケースでは、①債務の一部免除、②スポンサー(ダイヤモンド電機)による増資、③スポンサー子会社化による経営陣の交代、です。
田淵電機と違って、曙ブレーキは図体がデカいし、自動車メーカーのサプライヤーという位置にもあるので、より複雑な再建案になると思うんですが、経営トップの世襲交代ぐらいで金融機関やスポンサーがOKするもんでしょうか?
ADRに失敗すると、法的整理に進む可能性が高いので、もうちょっと厳しい再建案になるような気がするんですが…
ワシは、曙ブレーキと株主にとって、どれ位厳しい再建案になるかを想定して、INしようか考えているところです。
景勝小隊長 2019年5月3日 11:31
ADR(私的整理)の場合は、当事者間でのお話し合いで、落としどころを探りましょうねというのが基本だと思います。
従って、主導権は信元が握っているのでは。この場合、金融機関は債権全額保全を条件にそれを認め、現実的な返済方法を協議するのだと思います。
経営権を極力、手放したくないないがための選択ですので、仮にスポンサーがついたとしても、トップおよび取締役の過半数は現状勢力がそのまま把握しますでしょう。ただ、責任の明確化の視点から、信元のおやじは引退、息子が社長に、くらいはあるのでは。