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苦境のテスラ 「身売りならトヨタより日産」と断言できる3つの理由
日産の現経営陣が自動車メーカーのM&Aを成功させた経験があるからだ。同社には、燃費偽装問題で揺れていた三菱自動車を買収し、立て直した実績がある。2016年10月に2300億円超という巨額を出資して傘下に収め、わずか1年半で売上高2.1兆、純利益1000億円(2018年3月期決算)という「V字回復」を実現する見通しだ
日産は経営計画の柱にEV分野でのリーダーシップを掲げており、同分野で最先端を行くテスラのブランド資産を有効活用できるからだ。
テスラで広報担当副社長を務めたサイモン・スプロール氏は、それ以前、日産・ルノー連合の執行役員としてゴーンCEOの直下でグローバルコミュニケーション部門を統括していた。同氏は現在、古巣の英アストン・マーティンに復帰し、副社長兼最高マーケティング責任者(CMO)を務めている。強烈な個性を持つゴーン、マスクというリーダーを結びつけるのに、これ以上ない人材と言えるだろう。