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まずは販売台数がどこで落ち込んだのかだ。

・日本は58万4000台から59万6000台(プラス1万2000台 2.1%増)

・北米は159万3000台から144万4000台(マイナス14万9000台 9.3%減)

・中国は152万台から156万4000台(プラス4万4000台 2.9%増)

・欧州は75万6000台から64万3000台(マイナス11万3000台 14.9%減)

 明らかに北米と欧州の落ち込みがひどい。一見プラスに見える日本だが、日産はもう長らく国内向けに新車をほとんど出していない。かつて国内販売でトヨタと覇を競っていたところから、長い年数をかけて凋落(ちょうらく)して来た末にあるのが今の数字だ。59万6000台に増えたといっても、かつてのライバルトヨタは国内販売222万6000台。しかもその虎の子の59万6000台に占める軽自動車の比率が高いので、一台当たり利益も小さいというていたらくだ。