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マスミューチュアル生命は、純資産が1237億円で、今回の日本生命による買収時の評価額が1224億円ということは、マスミューチュアルの保有保険の現在価値はマイナスということである。
責任準備金2.4兆円もの保険の現在価値がマイナスということは、定額保険に対する低金利の影響がものすごく大きいと分かる。

利率が保険会社の価値に大きな影響を与えるとすると、例えば将来平均寿命が130歳になったらライフネットの価値はどうなるのか?
死亡保険にとっては追い風だろう。
しかし、終身の医療保険とがん保険にとっては相当な影響があるのだろう。

以前お医者さんから聞いたが、人間はがんに罹るか、がんに罹る前に死ぬか、のどちらかだそうだ。
今、がんが国民病になったのも単に寿命が延びたのでがんになる確率が上がっただけらしい。

今後、責任準備金の必要額が毎年死亡率や病気になる確率で上下するようになれば、保険会社の価値も毎年大きく上下するのではないか。

保険株は安定株から景気循環株ならぬ病気循環株のような分類になるのかな。

  • >>9

    rafunetoさん、

    > マスミューチュアル生命は、純資産が1237億円で、今回の日本生命による買収時の評価額が1224億円ということは、マスミューチュアルの保有保険の現在価値はマイナスということである。

    というのは、ちょっと違います。
    大雑把に言うと、EVは純資産と保有契約の価値の合計ですが、細かく言うと、純資産でなく、修正純資産と保有契約の価値の合計です。
    また、買収等の際の価格の基準となるのは、EVではなく、それに将来の新契約価値を上乗せしたものです。将来の新契約価値というのは、1年分の新契約価値を何倍かして求めるのが普通ですが、今回の場合、日本生命・三井生命とのシナジー効果なども考慮しているかもしれません。
    ということで、買収価格と純資産の比較だけで保有契約の価値を評価するのはちょっと早とちりかもしれません。