ライフネット生命保険(株)【7157】の掲示板 〜2015/04/28

>>6503

銘柄の材料を分析するのは、この手の掲示板の主たる利用目的ですので、自分のポジションと反対の意見を見て、動揺されるぐらいなら、見ない方がいいと思いますよ。
なお、株主であることは大して応援になりませんので、応援されたいなら、貴殿はここの保険４商品に入って、ご家族・ご友人にも勧めるべきです。
もし、そこまでしてない程度でしたら、何のために株主でいるのか一度再考された方が良いかと思います。損切りできない状況で、私の提示した材料に動揺されたようでしたら、ここの株を保有する際にそこまで考慮してなかったということで、ホールド理由が間違っている可能性が高いですよ。

昔は持ってましたが、今出揃っている材料では、１００円を切っても、私はここの株を買う気がでません。なぜならば、今の純増ペースでは、黒字には１５年、下手すると、２０ー３０年ぐらいかかると見ているからです。契約数が増えると、解約数も増えるので、契約数が３０-４０万件ぐらいで純増１０００件ペースも保てなくなるでしょう。そして、こんなに時間かかるのに、赤字ですと、会社の資産が尽きてしまいます。そのため、増資も発動するでしょう。しかし、今の惨状では、増資も集まりづいため、安い公募価格で大量公募になる可能性を危惧してます。また、他社に買収されるシナリオが一番だとは思ってますが、今のライフネットは、ほとんど顧客を集められていないので、足元見られて、かなり買い叩かれるのではないかと思ってます。市場価格よりもかなり安い値段で買い叩かれる点を危惧してます。買うとしたら、PBR0.25-0.30ぐらいですね。それでも買うかどうか本気で悩みます。なにせ、赤字ですから、PBR0.3で買っても、１年もすれば、PBRが急騰しますしね（PBRだけでなく、勿論EEVも参照にしますが、外部環境が激減して、旧契約者も解約も一気に増えてきた今の状況だと、新しい会社のEEVはあてになるのか疑問ですが・・・・）。衰退が容易に予想される銘柄の場合、この程度の評価しか出来ません。

では、なぜここを注視しているかというと、ここは情報開示は優れてますので、経営陣が儲かりますよという誇大な宣伝PRをした際の反省事例として最適だからです。日本一・世界一を目指す・グロース株・キャピタルゲインを株主に得てもらう・既存生保は非効率ばかり・イノベーションを起こす・ブルーオーシャン・競合が増えることはプラス・大手はネット販売すると対面販売の顧客を取り合うことになるので競争激化は考えにくい・保険は許可制で参入障壁がある・正直で誠実・・などなど色々魅力的な買い言葉をこの会社は発信して来ました。
しかし、現実は全て裏切りました。私がここの株を買った原因は、「正直で誠実な経営陣がここまでいうのだから、大丈夫だろう。ハーバードもいるし、なんか結果出してくれるのではないか」という今からすれば、具体的な数値も見ず、１１３条で赤字が急拡大することも見抜けず、イメージ操作にひっかかったという愚か極まりない動機によるものです（幸い、韓国参入前に損切りしたので、微損ではありますが）。
この会社を分析することは、経営陣の都合がいいポジショントークにだまされてないにはどうすればいいかを考えるのに、非常に有意義なのです。

ところで、不毛な個人攻撃するよりも、私の批評の解釈とは逆の解釈ができるといった方がまだ有意義ですよ。株価が上がる見込みもないのに、私を個人攻撃しているなんて、ポジションホールドが間違っていると気づいているのにホールドしていると自白しているものなので、余り寒心いたしません。事実に基づいた分析が誤っているというご批判なら歓迎しますよ。