ここから本文です

中国造船 1、2位が統合、現代重陣営に迫る
世界シェア2割へ 日本勢の環境一段と悪化も
2019/10/25 日経

【大連=渡辺伸】中国造船首位の中国船舶工業集団(CSSC)と、2位の中国船舶重工集団(CSIC)は25日、経営統合を決めた。造船の建造量の世界シェアは単純合算で約2割に達する。韓国の大宇造船海洋との統合作業を進め、世界首位の座を固める韓国の現代重工業に迫る。造船業界は世界的に生産能力が過剰になっている。日本企業も含めて再編機運が高まりそうだ。

造船業界は中韓勢による国を挙げての大型再編で寡占化が顕著になっている。特に日本の大手が得意とする付加価値の高い資源エネルギー船で価格攻勢をかけている。新造船需要も伸び悩むなか、10社以上が乱立する日本勢の経営環境は一段と悪化する可能性がある。