日本タングステン(株)【6998】の掲示板 2017/12/15〜2020/10/19

年度末を意識した売り方の動き

　同社の株式は制度信用取引が利用されます。
　制度信用の場合は一般の個人投資家他買い建てしか出来ず、売り建は機関投資家だけに許されています。最近の株価の動き、特に先週末から今日までの動きは、株価操作の疑いすら感じるため、投稿します。
　まず、売り建てを行っていると思われる機関投資家は、ＪＰモルガンとクレディースイスと推察されます。特に彼らにとっては年度末ですから、売り建てを行った場合、株価が下がることで評価益が増える訳です。
　先週から2850円近辺での株価の攻防はかなりおかしな動きで、特に今日の後場寄りは、当初売り方が2000株の成り行き売り注文を出し、株価を押し下げたため、買い方（一般投資家と思われる）が応戦した形になりました。しかも大引け付近でも売り方の売り崩しが見られました。
　是非とも証券監視委員会は同社だけでなく、最近の店頭市場や東証2部の急騰や急落が見られる株式の売買内容をもっと注意深く監視してほしいと感じています。市場はフェアな取引を行わなければいけないはずが、制度信用では個人は基本的に売り建てが出来ません。特に証券会社の自己勘定が売り建てを行い、株価操作を行っている感じがしています。実際にいくつかの証券会社が問題指摘を受けています。

　同社の代表的な商品として
１．ダイカッター
２．タングステンシート
３．ＨＤＤ用磁気ヘッド基盤
４．タングステンカテーテル
５．銅タングステン・銀タングステン

　来期からは
ダイカッターの生産を2倍に
フォーカスリングの生産（30倍以上の寿命）
　
　を始める訳です。

　第二四半期も売り上げ53.26億円で昨年より10％程伸びました。経常も75％増加しています。1円増配し3円配当も実施済みです。
　しかし会社側は通期では売上99億円（9月以降で45億程度しか伸びない事になります）経常も6.7億円としています。前期4.9億円の経常（9月以降で1.8億円しか伸びない事になります）ですから、いくら何でも
弱気です。
　私見ですがこのような数字で終わるとは考えられません。
　1.2.3の商品はデファクトスタンダード（世界標準）であり、今後は4もそのような評価に成る期待もあります。
　現在の株価は1対10の株式併合が行われた後ですが、非常に低い評価であるとしか思えてなりません。