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(株)村田製作所【6981】の掲示板 2019/04/16〜2019/05/07

日本のマーケットは、本日から5日間休業。
アメリカは通常営業ですから、ADRでの売買もあります。
日本が休業の間に、ADRで村田製作所の決算発表がどう評価されるか
注視しましょう。

今回の決算発表内容を見れば、会社側は、日本電産、京セラなどに比べ
経営環境を厳し目に見ています。

また、例年に無く営業利益率を厳しく判断していることも、利益を圧縮
している原因とも思われます。
過去4年間の決算実績から見ますと、

         売上高(億円) 営業利益(億円) 営業利益率(%)
2015年度実績    12108     2754      22.7
2016年度実績    11355     2012      17.7
2017年度実績    13718     1632      11.9
2018年度実績    15750     2668      16.9
   ----------------------
4年間平均実績    13232     2266      17.1

これに対し、2019年度計画は、下記のとおり極めて低く設定。

2019年度計画    15800     2200      13.9

これを、過去4年間の平均的営業利益率を確保できればと考えると、

営業利益は      15800     2701      17.1

となり、営業利益は2018年度実績を上回り増収増益が確保できます。

2019年度を厳しく見ている内容としては、売上は微増を確保できる一方、
製品値下圧力大、操業率低下、減価償却費増加、研究開発費増加のためと
しています。
しかしながら、米中貿易摩擦の合意解消、5Gスマホの拡大で下期からの
ハーウェイ、アップルなどの新機種販売を受けて受注回復など、電子部品
マーケット状況の一変で、十分増収増益になるものと見ました。