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 言うまでもなく、企業の経理は「発生主義」で、電算処理も昨日、今日に始まったわけではない。だから、経理部長は前日までの決算を完全に把握しているはずである。もちろん、社長以下の役員は随時その報告を受けているに違いない。それなのに、決算発表がなぜ一か月半も二か月もかかるのか。やろうとおもえば、一週間後には発表できると思うのだが、このあたりがわからない。アメリカと比べるつもりはないが、日本の会社の株主軽視は甚だしく、利益の溜め込み第一の配当性向の極端な低さ、情報開示の制限、遅延などいくらでも指摘できる。昨年の夏ごろまで、この業界周辺ではひどい「コンデンサー不足」が騒がれたが、その後はどうなったのか、ネットで検索しても、昨年までの話はヒットするが今年の情報は一切出てこない。太陽誘電の株主軽視に注意を喚起したい。電子部品会社に「株主優待」を求めても、製品を送るわけにもいくまいが、株主総会の通知のときは、なにか印ばかりのモノでも同封したらどうなのか。