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大きな判断を誤れば簡単に会社力破綻する時代です。かといって怖がって何もしなければ会社がジリ貧になっていくだけです。同じことを続けていくだけではリーダーとは呼べないでしょう。


社員を雇用しながら利益を出している良い状態は、言ってみれば空中に浮かんでいるようなものです。努力を怠ればあっという間に地に落ちてしまいます。当たり前のことです。


ひとつの分野だけではそのビジネスが苦境に陥れば会社が傾いてしまいます。そんな事態を避けるためには、会社を変革し事業を多角化していく必要がある。


誰にも負けないぐらいの努力をせよ。


10年間、「彼はスゴイ」と他人から言われるぐらい頑張れば、一廉(ひとかど)の人間になれる。


経営者は、特に大企業なら何万人、何千人と従業員を抱えているわけですから、リーダーとしての強い意志が求められる。


日本経済が低迷した大きな理由の一つとして、不撓不屈の精神が欠けてきていたからではないか。


どんな事が起ころうと、自分が立てた計画は達成しようという強固な意志、強い思いが大切。


よく言う者はあれど、よく為す者は少なし。
よく為す者はあれど、久しくする者はさらに少なし。
久しくする者はあれど、敬を加うる者はさらに少なし。


もうダメだというときが仕事の始まり。


他人に良かれと動き、仲間のために汗をかくとき、売上は爆発的に伸びる。


小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり。
大義を背負ったときに、人間は一番強くなれる。

できない理由を並べ立てる人がいる。これでは新しい事業を達成することはできない。何もないことを前提として、目標を達成するために必要な人材や設備、技術をどう調達するかを考えなくてはならない。

リーダーの行為、態度、姿勢は、それが善であれ悪であれ、本人一人にとどまらず、集団全体に野火のように拡散する。集団、それはリーダーを映す鏡なのである。


あらゆる事象は心の反映である。したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、たいがいのことは成就する。

先入観に基づいて経営を行ってはならない。枠にとらわれない「心の自由人」でなければ、クリエイティブな発想も高い利益率も達成できるはずがない。

努力には限度がない。限度のない努力は本人が驚くような偉大なことを達成させるものである。

by 稲盛和夫(京セラ創業者)