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巨大マーケットとして色褪せることのないテーマ性を持つのは何といっても電気自動車(EV)関連だ。世界規模で250兆円といわれる膨大な自動車市場において、いずれガソリン車のほとんどがEVに代わっていくという筋書きは、自動車メーカー以外にも膨大なニューデマンド創出を想起させる。世界的な自動車の環境規制強化の流れは、欧米や中国でEVシフトの流れを加速させているが、特に日本にとって注目すべきは推定14億人超の“人口大国”中国の需要だ。世界最大の自動車市場が国を挙げてEVシフトを進める現状にあって、日本の自動車メーカーも手を拱いて静観しているわけにはいかない。

●商機拡大の恩恵享受する電池・部材メーカー

 リチウムイオン電池メーカーとしてジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> や古河電池 <6937> が注目されるほか、富士通系のFDK <6955> [東証2]も値ごろ感があり上値の伸びしろは大きい。また、リチウムイオン電池は主に正極材、負極材、セパレーター、電解液の4部材で構成されるが、この部材メーカーにマーケットの視線が集まりやすい。