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下がったは下がったけど、思ったほどではない。
明日以降も下がるのかもしれないけど、気になったので勉強してみた。

考えられる事としては
1.全体相場が堅調
2.元々株価が下がってた
3.他の企業も含めて、足元の業績が悪いのは当たり前
4.構造改革の取り組みに一定の評価
5.昨日の経営方針説明会が、売り込む程の内容では無かった(アナリスト・機関投資家・報道関係者対象)
6.ソリューション系企業の人気は底堅い
7.その他

また、過去数年を調べてみると、フロンテックの第一四半期の業績は、総じて悪い傾向があった。

□第一四半期決算(△は赤字)
2015年3月期第一四半期 営業△9億 経常△10億 純△7億
2016年3月期第一四半期 営業1億 経常3億 純1億
2017年3月期第一四半期 営業8千万 経常△6億 純△4億
2018年3月期第一四半期 営業7億 経常7億 純5億
2019年3月期第一四半期 営業△4億 経常△3億 純△3億
2020年3月期第一四半期(今回発表) 営業△9億 経常△12億 純△7億

□通期決算
2015年3月期通期 営業44億 経常48億 純27億
2016年3月期通期 営業55億 経常46億 純32億
2017年3月期通期 営業57億 経常51億 純36億
2018年3月期通期 営業39億 経常38億 純24億
2019年3月期通期 営業26億 経常26億 純15億
2020年3月期通期(企業予想) 営業27億 経常22億 純16億

  • >>775

    加えて、今更ながら昨日の経営方針説明会資料を読むと、個人的に期待しているFIDOや生体認証関連では
    「•情報漏洩やなりすましによる被害の拡大防止を背景に、生体認証市場は拡大継続 •認証精度や利便性の高まりにより、生体認証の用途は拡大」とあったり、
    RFIDタグ関連では
    「•次世代リネンタグ:世界最小サイズにより取り付けコストを低減 •耐久力向上を図り、用途を拡大(ランドリー、ロジスティクス業界他)」などとあるものの、斜陽でダメだと思ってた現金関連事業に関する記載の方が逆に気になった。

    「金融:全世界で約320万台あるATMの約6割を占める出金専用機が、紙幣リサイクルユニットを搭載したものに替わっていくと予測される。特に、インド・ブラジルなどの新興国市場や流通店舗設置のATM向けの紙幣リサイクルユニットの需要が大きく伸長する見通し。

    流通:店舗バックオフィス向け紙幣リサイクルユニットの市場が、欧米を中心に急速に伸長。フロントエンドにおいても、POSレーンやSCO(セルフチェックアウト)向け紙幣リサイクルユニット需要が今後大きく拡大する見通し。」

    今週7/23の日刊工業新聞の記事でも、「富士通フロンテック、印ATM市場開拓 現地仕様を年内供給 」と出ていたので、経営説明資料の内容と合致する。

    一方、参院選後に首相が10月からの消費増税を明言したが、こちらは経営説明会資料に記載が無かったのでどこまで業績に影響があるかは不明だが、10月からの消費増税&軽減税率導入に関連して、今年2月の株探の記事「軽減税率の準備に遅れ、対応レジ需要はこれから本格化へ」の中に、POSレジシステムとしてフロンテックの機器も対象との記載がある。

    色々調べると、この会社に詳しい人は、前述辺りの事も見込んでいるのかもしれないと思った。
    株価は他と比べて冴えないし、自分の方も結局、今日で買値に戻ってきたけど、掘り下げると色々妙味がある面白い会社なので、東証一部昇格や自社株買いや業績回復などを秘かに期待しつつ、引き続き寝かしときます。