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沢藤電機は岐阜大学と共同開発している水素製造装置で、水素の製造量を従来の2倍に増やすことに成功した。アンモニアから1時間あたり300ノルマルリットル(NL、ノルマルはセ氏0度で1気圧時の体積)の水素を製造した。2020年度までに装置の商品化を目指す。

同装置はアンモニアにプラズマ電源から電圧をかけ、水素と窒素に分離する。さらに水素を分離する特殊な膜を透過させることで、純度の高い水素を取り出せる。

今回の改良ではプラズマとアンモニアの接触時間を長くするため、装置に吸着剤を使用。吸着剤の効果でプラズマによる水素原子の生成が促進され、水素分離膜を透過する水素原子の量を増やせることができたという。

水素の貯蔵や運搬には圧縮や冷却が必要。装置を使うとより手軽に扱えるアンモニアから高純度の水素を製造できる。沢藤電機と岐阜大は今後、燃料電池自動車が利用する水素ステーションなどへ装置を応用する考え。