ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)フェローテックホールディングス【6890】の掲示板 2019/10/03〜2019/10/25

よもやま話。
半導体製造技術の基礎の基礎は、精密加工技術にあると思います。
一般の方は、ミリメートルからコンマミリ程度だと思います。
しかし、0.01ミリ、0.001ミリの加工となると、話は別です。
ましてや金属加工ともなると温度でそれぐらいの数値が変化します。
また加工する機械も同じくです。室温や加工する機械の温度、気温もそうです。
作業者が手で加工物を握っているだけでも変化します。
加工の際に発生する熱も関係します。半導体製造に石英製品やセラミック製品を使うのは温度の変化に対して強いからです。しかも腐食に強く磁気を帯びません。
だから都合が良いのです。これらを加工する技術無しでは良い物が出来ません。
精密加工を甘く見る人は結局何を言っても素人さんです。
信じてもらえないかも知れませんが、金属加工において後0.001ミリ落してくれって言われたら人間の手で落とすしかないのです。これが凄い処なんです。
セラミックでもそうです。だから日本の技術は凄いんです。
ハーモニック・ドライブ・システムズ会社を越える会社はこの先なかなか出てこないと思うのもそこらへんなのです。いくら最新鋭の機械を並べても使う人が性能をひきだすんです。証券アナリストにわかるわけが有りません。

  • >>735

    よもやま話で、そう思わない人は、はっきり言ってカモです!笑
    そう思うも思わないもありません。笑
    現実がそうなんですよ~~~~大笑い
    0.001ミリ平面を落とすには、石常磐にダイヤモンドペーストを少し落とし
    セラミックプレートをゆっくり動かしてこそぎ落とすというか、、、、
    擦りながら落とすしかないです。ゆっくりしないと熱を発生させますからね~
    経験と勘です。金属は、研磨粉を使います。へらで落とすか、石定盤で擦るかです。なぜ石定盤かというと、熱変化に強いからです。
    面相度を上げるためにはさらに番手の細かい研磨粉を使います。
    シリコンウエファーの鏡面仕上げも同じようなものです。機械でこれはラッピングしますが、、、、厚み精度はそれほどでもないので、機械で出来ます。
    厚み精度迄うるさく言われますと、機械では不可能です。手仕上げしかありません。±0.001ミリなんて機械ではありえませんからね!
    鏡面仕上げと言っても細やかなランクが存在しますからね!
    ブロックゲージ000番は最終手仕上げ鏡面加工していましたね!
    材質のメーカーによって違いが有ります。
    マニアックなお話でした。さぁ~そう思わないプッシュお願いします。
    とにかく基礎技術が無いと良い物は絶対に作れないという事です。
    それだけ日本の技術は素晴らしいのです!
    精巧な工作機械を導入したところで殺風景な工場に入れても何もなりません。
    床、中間、天井に至るまで、温度管理出来ている部屋でないと期待できる精度は出ません!出せません!
    切削油の温度管理も大切です!工作機械は生き物であると言われるゆえんです。
    大笑い!^^