ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)メイコー【6787】の掲示板 2019/07/06〜2019/08/15

>>7

米中経済戦争で、アップル、ファーウエーに悪影響が出て、漁夫の利が出るという話は、同じく、中国における自動車市場にも言えることで、日系メーカーにとっては、有利に働くと随分前に指摘しました。実際に、中国の日系メーカーのシェアは、全体市場が下落する中、上昇し、販売台数も上がっています。スマホも同じように、漁夫の利がサムスン、中華系スマホメーカーに有利に働くでしょう。
一方、アップル向け基板を供給している基板メーカー(台湾メーカー、イビデンなど)は、技術力もあり、メーコーの取引先への売り込みもあるんではないかと思っています。こうした、基板メーカーからの安値攻勢で価格競争があるものと思っています。また、基板サイズが技術改善で上がっており、単価も下落しているようです。一方、スマート工場化や、省人化投資で、生産性改善(労務府削減)にも注力しており、(車載部品も単価引き下げ(年間数%)は、継続的に行われる)生産性改善による競争力改善と単価引き下げとのバランスの問題です。十分省人化と稼働率改善、規模の利益などで、吸収できると思っています。また、製品ポートフォリオの改善(中国メーカーなどぎじゅ力で劣る基板会社は、4層板などの収益性の引く製品が中心となり、メイコー、CMKなど日系は、BUなど収益性の高い製品へのシフトが進んでいっています。全体市場として、基板市場の拡大は続く中、中国メーカーなどとのすみわけが進むことになります。特に、安全安心が重視される車載部品については、発注側も、重要部品については、保守的なスタンスを続けるでしょう。中国メーカーのぎじゅりょじゅの向上と、イビデン、京セラなど潜在競争相手がいつ市場の拡大で、新規参入してくるかが大きな脅威でしょう。
メーコーは、ベトナム工場竣工時点(2022年)で、世界最大の車載向け基板メーカーとなる予定で、競争力は現時点では相当高いとみています。
会社も来期から成長軌道に戻るとみており、今期は踊り場という見方です。
前期に会社想定以上の売り上げ利益を上げ、ある意味、今期の増収増益部分を先取りしたとの見方です。そのため、過剰在庫の解消が進んでいる(電子部品業界全体にいえること)で、半年で終わるとみています。在庫調整による受注減少は、11月あたりから急激に進んで、2月あたりが底だったとみています。その受注も5月から急激に回復しております。