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ザインエレ、体温検知システム提供 新型肺炎対策向け
2020/02/20 18:50 日経速報ニュース 482文字

 半導体設計開発のザインエレクトロニクスは人工知能(AI)による顔認証機能を備えた非接触型の体温検知システムの提供を3月までに始める。カメラなどを使って最大16人の体温を同時に検知できる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、対策を進める公共施設や企業の利用を見込む。
 グループ会社のキャセイ・トライテック(横浜市)が中国AIスタートアップのYITUテクノロジーと共同で提供する。赤外線を放つ温度計の参照物を使い、体温の測定誤差を0.3度以内に抑えた。YITUが手掛ける同等性能のシステムは今年に入って中国で約100万台、その他の国で数十万台の受注実績があるという。
 体温検知と顔認証を組み合わせることで発熱している人の追跡調査や、従業員などの定期的な体温測定がしやすくなる。対象者がマスクをつけている場合にも一定程度の顔認識精度を確認している。測定スピードは30ミリ~100ミリ秒。
 体温検知システムの想定価格は1台当たり300万円弱(税抜き)。2月中にも受注を始め、3月中の納品開始をめざす。早期に1000台を納品できる生産体制を整えているという。
(龍元秀明)