ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ソニーグループ(株)【6758】の掲示板 2019/08/23〜2019/08/31

2万円割れそうで割れない日経平均、正念場に-「三点底」で底入れも
26日の日経平均株価は8月に入って4度目となる日中下げ幅が500円を超えた。米中摩擦など不安材料は山積みながら、下げを繰り返す中で下値抵抗感が生まれつつある。日経平均は取引開始直後に537円安の2万0173円まで下落。その後は下げ幅を縮めている。株価純資産倍率(PBR)1倍の解散価値の水準で推移しており、下値を売る動きは限定的だ。日本時間26日朝の取引で米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物が1万9845円を付けたため、きょうは2万円割れが意識されていた。岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジストは「米10年債利回りやドル・円相場、PBRからみて日経平均は下げ止まりやすい水準に来ている」との見方だ。チャート面では「6日と15日でダブルボトムとなっており、きょう終値で6日安値2万0110円を割り込んだら底抜け下降トレンド入りとなる可能性があり正念場」と伊藤氏。一方、割り込まなければ「ダメ押しのトリプルボトムになる」と分析。さらに、26日取引開始時の2万0325円を上回って終了すると、「下ひげ陽線での三点底で信頼性の高い底打ちシグナル」と言う。取引時間ベースで、東海東京調査センターなどが試算する先週末の推定1株純資産(2万0304円)を下回った。終値ベースでPBR1倍を割り込めば、2018年12月25日以来8カ月ぶりのこととなる。東海東京調査の平川昇二チーフグローバルストラテジストは「1倍割れが常態化したのはリーマン・ショック後のリセッション(景気後退)や12年の1ドル=80円割れの超円高の時だった。今はどちらにも当てはまらず、このあたりで下げ止まりやすい」と語り、割れれば買い場だとみる。