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本日、株式新聞、注目銘柄とし
て2面トップに掲載
 
押し目買い意欲大

1月高値うかがう

アンリツ

1~3月受注低調も

5G期待は根強く

5G関連の計測器メーカー
のアンリツ(6754)が、
安寄り後に切り返した。1~
3月の受注が伸び悩み嫌気売
りを浴びたものの、期待の強
さを背景に押し目買いが膨ら
んだ。コロナ・ショック前に
付けた高値(2253円)奪
回をうかがう動きが続いている
27日に同社が発表
した前2020年3
月期決算は、連結営
業利益が174億円
(前々期比
55%増)。
5Gの開発案件を取
り込み大幅増益を達
成したものの、直近
四半期の1~3月は
受注高が2 5 1 億
円(前年同期比7%
減、前四半期比
13%減)にとどまった。
 5G需要は中国で
勢いづく一方、新型
コロナウイルスの影響で米国
や欧州が弱含んでいるもよ
う。1~3月の受注高のうち
計測部門は前四半期比で
17%減少した。これを受け、
28日の株価は寄り付きほどなくし
て前日比3・5%安の209
0円まで売られた。
 しかし、5G向けの計測器
需要は量産向けにも広がって
いく見通し。欧米のロックダ
ウン(都市封鎖)解除の動向
にもよるが、アンリツのポジ
ションは依然として有利。ま
た、前期比ほぼ横ばいの17
5億円を見込む今期の業績計
画には、5Gの中でも超低遅
延や多接続といった、自動運
転や遠隔医療の普及に欠かせ
ない特性の国際仕様(リリー
ス16)に関連する開発案件は
織り込まれていないとみら
れ、上積みの余地が残りそう
だ。
 1月高値の水準は昨春以降
の上値抵抗帯とも重なる。そ
の先は昨年3月の高値237
9円が意識され、相場の新局
面への移行も視野に入ってき