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シャープ戴社長「亀山工場でカメラ部品」 18年3月期に復配も

2017/3/15 2:00

シャープの戴正呉社長は14日、液晶パネルの主力拠点である亀山工場(三重県亀山市)でスマートフォン(スマホ)のカメラ部品の生産を始める考えを示した。ベトナムの協力工場とあわせ、カメラ部品の生産能力を倍増させ、収益性の高い電子部品事業の強化を急ぐ。2018年3月期に6期ぶりの復配を検討する方針も示した。

 シャープは親会社である鴻海(ホンハイ)精密工業などを通じ、カメラ部品を米アップルなどに供給している。アップルは「iPhone」の新モデルで高機能カメラを搭載する予定で、増産が必要だと判断した。鴻海の工場を活用する可能性もあるとも述べた。

 戴社長はコスト削減に加え、液晶テレビなどの販売拡大で18年3月期に最終黒字に転換することを目標に掲げている。13年3月期から無配が続くが、「(18年3月期の復配を)考えている」と明言した。

 後継人事については、シャープの東証1部への復帰後に日本人をあてるとしてきた。具体的には「60歳以下にしたい。一番良いのは営業経験がある人だ」と指摘。「最後は鴻海の郭台銘董事長とも検討する」と語った。