投稿一覧に戻る シャープ(株)【6753】の掲示板 2016/03/25 531 kinup 2016年3月25日 13:10 鴻海「破談」ないか…シャープ悶々、出資減額“無茶ぶり”にも我慢の1カ月 最終合意難航 産経新聞 3月25日(金)8時35分配信 経営再建中のシャープが台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業への傘下入りを決めて、25日で1カ月となる。2月中にも発表されるはずだった最終合意が大幅に遅れたのは、鴻海がシャープの財務リスクを理由に正式契約を拒んでいるためだ。現在、出資額の引き下げなどシャープが不利になる買収条件へと修正が加えられている。両社は、円満決着するのか。4年前には出資交渉が破談になっただけに既視感を覚える状況にある。 「思った通りやなあ…」 今月22日夜、鴻海からの出資額引き下げの報道について、シャープ幹部の一人はこう語り、天を仰いだ。 将来発生する恐れのある多額の「偶発債務」の存在を理由に、鴻海は4890億円としていた出資額を、最大で2千億円引き下げることをシャープに打診。これにシャープ側が強く反発し、減額幅を抑える方向で交渉が進められている。 出資額変更は財務にかかわる重大問題なので、シャープは取締役会を開いて修正案を改めて協議する必要がある。 25日に定例取締役会を開く予定だが、大幅な変更のため協議に時間がかかり、ここでの決定は難しいとみられる。 条件変更は、シャープの主力取引銀行のみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行にも及んでいる。 鴻海は、銀行団が持つシャープの優先株を1千億円で買い取る約束をしていたが、これも先送り。そのうえ、3千億円規模の融資枠の設定も求めている。銀行団をシャープ再建から手を引かせず、つなぎ留めようとする思惑がうかがえる。 そう思う1 そう思わない3 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
kinup 2016年3月25日 13:10
鴻海「破談」ないか…シャープ悶々、出資減額“無茶ぶり”にも我慢の1カ月 最終合意難航
産経新聞 3月25日(金)8時35分配信
経営再建中のシャープが台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業への傘下入りを決めて、25日で1カ月となる。2月中にも発表されるはずだった最終合意が大幅に遅れたのは、鴻海がシャープの財務リスクを理由に正式契約を拒んでいるためだ。現在、出資額の引き下げなどシャープが不利になる買収条件へと修正が加えられている。両社は、円満決着するのか。4年前には出資交渉が破談になっただけに既視感を覚える状況にある。
「思った通りやなあ…」
今月22日夜、鴻海からの出資額引き下げの報道について、シャープ幹部の一人はこう語り、天を仰いだ。
将来発生する恐れのある多額の「偶発債務」の存在を理由に、鴻海は4890億円としていた出資額を、最大で2千億円引き下げることをシャープに打診。これにシャープ側が強く反発し、減額幅を抑える方向で交渉が進められている。
出資額変更は財務にかかわる重大問題なので、シャープは取締役会を開いて修正案を改めて協議する必要がある。
25日に定例取締役会を開く予定だが、大幅な変更のため協議に時間がかかり、ここでの決定は難しいとみられる。 条件変更は、シャープの主力取引銀行のみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行にも及んでいる。
鴻海は、銀行団が持つシャープの優先株を1千億円で買い取る約束をしていたが、これも先送り。そのうえ、3千億円規模の融資枠の設定も求めている。銀行団をシャープ再建から手を引かせず、つなぎ留めようとする思惑がうかがえる。