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10月に増資は織込み済み。
GS証券の増資懸念で売りが膨らんだ。

シャープ株150円まで急落、GS証が増資懸念で「売り」に

10月9日(ブルームバーグ):経営不振のシャープ の株価が150円まで売られ、ブルームバーグ・データで把握可能な過去38年で最低の水準に落ち込んだ。ゴールドマン・サックス(GS)証券は資本の毀損(きそん)に伴う増資リスクを理由に、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げ、目標株価も175円から120円とした。

株価 は格下げなどを材料に4営業日連続で下落。午後に下げ足を速めた。日中安値150円は前営業日比15.3%安で、日中下落率は今期(2013年3月期)業績予想の大幅下方修正を受け8月3日に記録した30%以来の大きさ。終値も同26円(14.7%)安の151円で、売買代金は国内上場株で首位だった。

現行の今期純損益予想は2500億円の赤字と、損失幅は過去最悪だった前期の3761億円に次ぐ規模。短期債務の借り換えを目的として、9月にリストラ拡大などを織り込んだ再建計画を銀行団に提出して3600億円の融資契約を結んだが、株価は今月に入ってからも業績への懸念などから低迷を続けている。

GS証の渡辺崇アナリストらは6日付リポートで、今期で繰延税金資産の取り崩し1000億円を織り込んだ結果、来期末でシャープの自己資本比率が4%まで低下するため「今後銀行が融資を継続する前提においても、資本増強は不可避との見方を強めた」と説明。5日終値を前提として同比率を10%に回復させるのに必要な増資を行った場合、約50%の希薄化が起きるとの試算も示した。

シャープ広報の中山みゆき氏はGS証のリポートについて 「言及する立場にない」と述べている。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBLQZ46S972K01.html