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(株)ワコム【6727】の掲示板 2019/03/12〜2019/11/08

【独占取材】ドコモの300億円投資は“世界を変える”か――謎の巨人Magic Leap特集(後編)

長期的な計画で“空間コンピューティング/Spatial Computing”の実現に取り組んでいるMagic Leap(マジックリープ)社。前編の記事では、Magic Leapがどのような企業なのか、そして何を目指しているのかを紹介しました。後編では、NTTドコモ(以下、ドコモ)がMagic Leapに2.8億ドルを出資した狙いや意図を紐解いていきます。

すでにアプローチをしている例も

日本ではまだ展開が出来ていないMagic Leapですが、その可能性に共感し2017年から本社に直接パートナーシップを模索し、熱視線を注いでいる日本企業があります。

ペンタブレットなどで知られるワコムは、2018年10月に開催されたMagic Leapの年次開発者会議L.E.A.Pにてパートナーシップを発表。ペンタブレットを使って目の前に空間にある3Dモデルを操作したり、空間上に線を描くデモを披露し、国内企業としてはいち早く同社へアプローチをかけていました。

提携をリードしたワコムのCreative Business Unit Business DevelopmentのVPを務める玉野浩氏は、「映画やアニメ、インダストリアルデザインなど様々なクリエイションの現場で、2Dから3Dへの移行が起きている」と話しています。ゆえに「空間に直接描く」ことの必要性を認識し、VRでの2Dと3Dを同時に使う創作ツールにも取り組んでいます。

ハードウェアを中心にツールを提供し、クリエイターをサポートしているワコムですが、MRでは(クリエイター向けに)空間を使った世界を作ろうとしているMagic Leapに強く共感したようです。玉野氏は「Magic Leapの考えている空間コンピューティングは、未来を見据えている考え方で大変興味深い。今後、MRのプレイヤーとして主流になっていく可能性がある」と指摘しています。

(株)ワコム【6727】 【独占取材】ドコモの300億円投資は“世界を変える”か――謎の巨人Magic Leap特集(後編)   長期的な計画で“空間コンピューティング/Spatial Computing”の実現に取り組んでいるMagic Leap(マジックリープ)社。前編の記事では、Magic Leapがどのような企業なのか、そして何を目指しているのかを紹介しました。後編では、NTTドコモ(以下、ドコモ)がMagic Leapに2.8億ドルを出資した狙いや意図を紐解いていきます。  すでにアプローチをしている例も  日本ではまだ展開が出来ていないMagic Leapですが、その可能性に共感し2017年から本社に直接パートナーシップを模索し、熱視線を注いでいる日本企業があります。  ペンタブレットなどで知られるワコムは、2018年10月に開催されたMagic Leapの年次開発者会議L.E.A.Pにてパートナーシップを発表。ペンタブレットを使って目の前に空間にある3Dモデルを操作したり、空間上に線を描くデモを披露し、国内企業としてはいち早く同社へアプローチをかけていました。  提携をリードしたワコムのCreative Business Unit Business DevelopmentのVPを務める玉野浩氏は、「映画やアニメ、インダストリアルデザインなど様々なクリエイションの現場で、2Dから3Dへの移行が起きている」と話しています。ゆえに「空間に直接描く」ことの必要性を認識し、VRでの2Dと3Dを同時に使う創作ツールにも取り組んでいます。  ハードウェアを中心にツールを提供し、クリエイターをサポートしているワコムですが、MRでは(クリエイター向けに)空間を使った世界を作ろうとしているMagic Leapに強く共感したようです。玉野氏は「Magic Leapの考えている空間コンピューティングは、未来を見据えている考え方で大変興味深い。今後、MRのプレイヤーとして主流になっていく可能性がある」と指摘しています。