ここから本文です

ファーウェイ排除の「恩恵」を最も受けている企業

 答えはサムスン電子の最大のライバルである中国のファーウェイ・テクノロジーズ(華為電子)にあった。5月15日に米トランプ政権が、ファーウェイを「エンティティ・リスト」(取引制限リスト)に入れると発表し、実際に翌日から入れた。それによって今週、世界の主要企業に「ファーウェイ離れ」が広がったのは、周知の通りだ。

 その「恩恵」を世界で一番受けた企業が、サムスン電子だったというわけだ。つまり、完全な漁夫の利、他力本願による復調である。それでも、サムスンとしては「マンセー!」なのだ。

 サムスンは昨年、世界のスマートフォン出荷台数で、世界一をキープした。市場占有率は、1位サムスン20・8%、2位アップル14・9%、3位ファーウェイ14・7%である(米調査会社IDCの発表)。