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(株)MCJ【6670】の掲示板 〜2015/04/27

別サイト引き込みグループ拡大

 証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(風説の流布)容疑で「ピーアイエー投資顧問」(千葉県東金市)と愛知県内のネット投資家の関係先を強制調査していたことが21日、明らかになった。ピー社代表(63)とネット投資家は当初、投資助言会社と顧客という間柄だった。虚偽情報の流布はネット投資家が行い、別の株式サイト運営者らを引き込む形で“仲間”を拡大させていったとみられる。

 監視委の調査は今後、ピー社代表とネット投資家の共謀の実態や、不正に関与したグループの全容解明が焦点となる。

 関係者によると、ピー社代表とネット投資家は、携帯電話で互いに連絡を取り合い、推奨銘柄を決定。ネット投資家は株式サイト運営者らに推奨銘柄を伝達、ピー社代表とともにこの株を事前に購入した。

 株購入後、今度は歩調を合わせてピー社の顧客ら一般投資家に推奨銘柄が伝えられた。ネット投資家は「時の株」と題した自らのブログや株式関連サイトへの書き込みで「買い」をあおった。株式サイト運営者らは金融商品取引業者登録をしていないが、サイト上で「会員」を募り、推奨銘柄の情報を提供していた。ネット投資家や株式関連サイト運営者は「大口投資家が入っている」「海外ファンドによる買収がある」など、虚偽情報を推奨理由に挙げていたという。

 推奨の対象は、単価が低く取引が活発でない「ボロ株」と呼ばれる銘柄が中心だった。こうした株は価格を操作しやすく、東証2部上場の電気機器会社株のケースでは、取引量を示す出来高がわずか1日で5倍、株価も一時1・5倍まで上昇した。関係者は「株価が上昇したところで売り抜けるため、虚偽情報に近い人間がよりもうかる仕組み」と話している。