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日新電機は15日、前橋製作所(前橋市)構内にガス絶縁開閉装置(GIS)の新工場を建設すると発表した。新工場は設備などのスマート化により、生産能力を現行比約1.5倍に増強。再生可能エネルギー普及拡大に伴うGISの需要増や、高度経済成長期に納めた受変電機器の更新需要を見込み、増産に対応する。投資金額は約37億7千万円。2022年3月末の完成を予定している。

 新工場は2階建て、延べ床面積は約9800平方メートル。75人の従業員を配置する予定。完成後、旧工場は取り壊す。13日には現地で建設工事の安全祈願祭も行った。
 新工場には人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)機器などを導入し、生産状況や各設備の稼働状況などを見える化する。出荷前の機器検査も自動化する予定だ。
 また、3次元CADで作成した設計データを営業や調達、製造・検査、現場の各部門で共有。これらの取り組みにより、生産性向上や納期短縮につなげる。
 日新電機は高度経済成長期の電力需要に対応するため、1963年4月に前橋製作所を開設。これまで50年以上、同製作所で受変電設備を生産してきた。製作所敷地内の各工場ではGISや遮断器のほか、コンデンサー形計器用変圧器、変流器、計器用変圧変流器なども生産している。
 同製作所の敷地面積は18万6700平方メートルで、従業員数は20年3月末時点で369人に達する。

業界新聞より