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どん底天使 強く売りたい 10月19日 13:32

国内の協業相手すらまともな会社か見抜けないのに、海外企業のM&Aなんか成功するわけ無いね。多額ののれん抱えた挙げ句、最後は減損だよ。

「- 日立の協業相手は不正会計のデパートだった! -

 日立製作所(6501)が「モノづくり強化協業」と言う名目でサーバ・ストレージ等ITハードウェアを生産する子会社をUMCエレクトロニクス(6615)に売却、生産から撤退したのは2018年7月。OEMによりUMCエレは引き続き日立ブランドで製品を生産している。

 同社は埼玉県上尾市に本社を置く。国内のほか、中国、メキシコ、ベトナム、タイに製造や営業の拠点を持つ。2016年3月には東証一部に直接上場している。

 そのUMCエレから中国連結子会社での不適切会計処理の疑いに関する開示があったのは今年7/24。子会社間の取引時点での製品在庫評価額計上・長期未収入金の回収可能性に一部疑義があるという内容だった。軽微な内容で調査対応も短期で完了すると思われた。

 しかし、その予想は裏切られた。その後の開示内容は衝撃的なものだった。

 8/7に外部調査委員会設置とあわせて開示されたのは買掛金の過少計上・棚卸資産の過大評価・長期未収入金の計上が判明、把握しているだけで影響額は31億。その他にも疑義があり調査を継続すると言うものだった。

 8/14には1回目の四半期報告書の提出期限延長(9/13)。

 9/12の外部調査委員会の経過報告では
その他疑義としていた機械装置の原価計上漏れの金額確定と、新たな不正内容としてSAPデータの改竄・水増し在庫の科目振替えによる在庫不正の隠蔽・不良在庫の未処理/廃棄損回避等メキシコを除く全拠点で不正会計の疑義が判明したと開示した。不正は意図的かつ悪質なものであることが明らかになった。

 9/13に2回目の四半期報告書の提出期限延長(10/15)。

 10/10には影響額が調査完了済みだけで約 56 億円、修正の範囲は上場前の2014年3月期の決算までさかのぼること、過年度財務諸表への影響額を確定出来ないため1Q決算を提出期限(10/15)までに提出できない見込みのため監理銘柄(確認中)に指定されること、提出期限8営業日以内(10/28)までに提出ができなかった場合は整理銘柄に指定後に上場廃止となることを開示した

 これを受けて同社の株価は10/11から3日連続ストップ安となった。10/17株価は411円。上場時初値2480円から-83%、上場来高値3555円からは-88%となっている。

 今後は10/28に四半期報告書を提出し上場廃止を回避できるかが注目されるが、上場廃止をまぬがれても昨年度純利益8.5億程度の企業業績への影響額が不透明な点や、そもそも不正会計による利益水増しにより上場を果たしたのではないかという疑念は払拭出来ず予断を許さない状況だ」