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個人的には、FCFを生みにくいこと、総資産回転率が競合に比べ低い事が気になる。
FCFが出ないから、借入に頼らざるを得ない。

一昨年度以降の無理な配当は、会社を傷つけただけ。

FCFが出にくいことと低回転率は表裏一体と思う。
ロボットが世に出回りだした頃(1980年代)、多品種少量製造販売が可能となり、その実現こそ日本経営の優位性として唱えられた。
その後世の中は「コア・コンピタンシー」「選択と集中」の言葉が唱えられ、限界利益率優先・生産ライン仕様変更コスト度外視経営から24時間連続無人稼働に近づける方向に舵を切った(1990年代初頭~半ば)。

その転換をできずに、償却費率が高いPLを元に「償却費以内に設備投資(或いはM&Aも含めて)を抑える」では、最初からハードルは甘い。
結果として、設備投資はさほど減らず、結果として総資産残高はそれまでのペース通り増え、FCFも圧迫する。

FCFが赤字若しくはあっても少ない、でも投資をしたい・・では有利子負債も増えるのは当たり前。
PL観点ならば、ゼロ金利だから・・と有利子負債増加も気にならないのではないか?

過去に投稿で少し触れたが・・
結局、執行側の過剰投資可否意識の形成もあるが、執行側の要求を精査する取締役会機能が働いているのか?
取締役会でも執行側代表であるCEOは当事者だけに、株主目線で執行側を監督する立場にある社外取締役が機能しているのか?が問われていると思う。

これほどまで財務が悪化しているのだから、社外取には執行側の作る数字を鵜呑みにせず、自ら有価証券報告書・短信だけで分析を行い、執行側にもんだいてんや疑問点をぶつけて頂きたい。