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売り上げ目標の重圧 ホシザキ子会社6社も不適切取引
5/9(木) 10:37配信 朝日新聞デジタル
売り上げ目標の重圧 ホシザキ子会社6社も不適切取引
頭を下げるホシザキの小林靖浩社長(手前)=7日午後、名古屋市中区の名古屋証券取引所
 業務用厨房(ちゅうぼう)機器大手のホシザキ(愛知県豊明市)は、新たにホシザキ北海道(札幌市)やホシザキ北関東(さいたま市)など販売子会社6社で不適切な取引が見つかったと発表した。昨秋、ホシザキ東海(名古屋市)で工事の架空発注などが発覚。第三者委員会が販売子会社15社の2018年1月~19年1月の取引を調べていた。

【写真】会見するホシザキの小林靖浩社長=7日午後、名古屋市中区の名古屋証券取引所

 営業成績が足りない場合に売り上げを先行計上したり、急きょ発生した工事費用を協力業者に支払わせる一方、その業者に工事を架空発注してお金を戻したりしていた。社外取締役らが社員の処分を検討する。こうした事案が生じた背景について、第三者委の報告書は「(売り上げの)目標達成プレッシャーがあった」と指摘した。名古屋市内で会見したホシザキの小林靖浩社長は「大きな要因としてプレッシャーがあった。末端の営業担当者とのコミュニケーションが不足していたことを反省している。親会社主導で経営人材を育てる」と述べた。

 ホシザキは昨秋、ホシザキ東海の18年1~9月の取引を対象に社内調査した。不適切取引に関与した従業員が70人以上にのぼり、小林氏を含む取締役13人が月額報酬の一部を自主返納。ホシザキ東海の社長と管理部長を取締役から解任し、関係する全従業員を処分した。今年2月には、監査法人が18年10~12月もホシザキ東海で不適切取引が続いていたことを指摘。第三者委が調査してきた。

    ◇

 ホシザキは7日、延期していた18年12月期決算を発表した。売上高は前年比3・7%増の2927億円。フードサービス産業の設備投資が好調で、冷蔵庫や製氷機販売が伸びた。(細見るい)