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ブラザーの4~12月期、純利益20%増 工業用ミシン堅調

ブラザー工業が6日発表した2018年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比20%増の465億円だった。産業印刷機器や工業用ミシンの販売が堅調だった。為替予約に伴う評価損益も大幅に改善した。

売上高に相当する売上収益は2%減の5218億円。部門別では飲料の包装に賞味期限などを印刷する産業印刷機器が世界で販売を伸ばす一方、主力の通信・プリンティング機器は減収だった。前年好調だった工作機械は、中国のスマートフォン(スマホ)関連向けが落ち込んだ。

営業利益は16%増の616億円と、4~12月期では過去最高だった。前年に為替予約に伴うデリバティブ(金融派生商品)評価損を計上した反動が大きい。

19年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上収益は前期比3%減の6900億円、純利益は4%増の520億円を見込む。通期の想定為替レートは1ドル=107円、1ユーロ=128円を維持した。