サンデン(株)【6444】の掲示板 2018/11/13〜2019/11/06

自動販売機などを製造販売するサンデン・リテールシステム（群馬県伊勢崎市寿町、森益哉社長）は23日、少数の作業者で製品を組み立てる「セル生産方式」に、調達や品質保証など間接部門の機能を付けた「セルカンパニー生産」を日本で初めて導入したと発表した。各生産工程のグループ（セル）に一つの会社のような機能を持たせ、生産を効率化する。従来のライン生産に比べて生産性の３割向上、不良品率の８割減少を見込む。

　ベルトコンベヤーを流れる製品を組み立てるライン生産は2017年８月に廃止。生産工程を複数に分け、１人の作業者が多くの作業を担当して組み立てる「セル生産」方式を導入した。今回、これに生産計画の立案や部品調達、在庫管理などの機能も加え、従業員が全体の流れの中で自分の作業の改善や効率化を考えらえるようにした。