ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ユニバーサルエンターテインメント【6425】の掲示板 2017/04/02〜2017/04/06

いくら割安な株でも何らかの「カタリスト」(*)がないと、いつまで経っても割安さが解消されないことがあります。

* 株式・金融市場では相場や株価の変動を誘発する材料・きっかけを指す。例えば、政策や経済統計、企業業績など。本来の意味は触媒。

ユニバについては、「オカダマニラ」と「Wynn株」の価値がまだ市場で十分に評価されていないことが割安さの原因となっていますが、そのどちらにもカタリストがあります。

まず、オカダマニラですが、今年オカダマニラの運営会社がIPOすればオカダマニラの価値が市場株価という客観的な指標で明らかになります。

また、今秋の臨時国会ではIR実施法案の提出が予定されており、それに絡んで日本企業初の大規模カジノであるオカダマニラやユニバのことがメディアで採り上げられることも、今後は増えてくるものと思われます。

次に、Wynn株ですが、ユニバとWynn社との訴訟は現在証拠開示手続き中であり、今年からトライアル(証人尋問等)を経て判決に至ることが予想されます。
(2/6にWynn社は地裁の文書開示命令を覆すための上訴を高裁に行っており、近くそれに関する裁決が出る見込み。)

判決が出れば会社からIRが出るでしょうから、勝っても負けてもWynn株の価値に注目が集まります(現在取得原価でB/Sに計上されているWynn株が時価または受取手形等で評価されれば、純資産は大幅に増加する)。

ユニバに足りないのは「オカダマニラ」と「Wynn株」の価値に関する認知度です。オカダマニラの業績が決算に反映されるのは2018/3期からですし、Wynn株は持分法も適用されず、取得原価で評価されているので、決算上からはそれらの価値が分かりません。
これだけの時価総額がありながらアナリストレポートもありません。

しかし、今年は上述したカタリストによってこういう状況も徐々に解消されて、ユニバの株価も適正な水準に向けて上がっていくと思います。

(投資はご自身の責任と判断でお願いします。)