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日機装の生産子会社、宮崎日機装(宮崎市)は15日、航空機の逆噴射装置用部品を生産する新工場の竣工式を宮崎市内で開いた。
12月には同部品以外の航空機部品を手がける工場も完成、2019年には液化天然ガス(LNG)用特殊ポンプの新工場も着工する。
甲斐敏彦日機装社長は「日機装が成長することが地元の発展につながれば幸いだ。日機装にとっても次に向かう原動力になる」と期待を語った。
完成した工場は2階建てで、延べ床面積は約1万2000平方メートル。
生産するのは炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いた逆噴射装置用部品「カスケード」で、日機装が世界シェア9割超を握る。
格安航空会社(LCC)の台頭などで航空機需要は世界的に好調なことから、生産能力を高める。年内には出荷を始める。
12月に完成する工場は平屋建てで、延べ床面積は約1万7000平方メートル。
カスケード以外の航空機部品を生産するほか、生産技術の開発や新しい材料の研究も担う。
航空機業界では生産スペースの確保が受注の決め手のひとつで、西脇章宮崎日機装社長は「この空っぽの空間は可能性の詰まった空間」と話した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36489260V11C18A0LX0000/