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最上川が4カ所で氾濫 山形、流域住宅に浸水
社会・くらし
2020/7/29 9:08 (2020/7/29 9:37更新)552文字
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停滞する梅雨前線や低気圧の影響による大雨で、山形県を流れる最上川は28日深夜から29日朝にかけて4カ所で氾濫した。いずれも流域住宅への浸水被害が発生している。県内の広範囲で大雨や洪水の警報が引き続き発令されているが、県によると、29日午前8時時点で死者や行方不明者の人的被害は確認されていない。

 最上川に架かる橋に引っかかった流木(29日午前8時31分、山形県大石田町)=共同
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 最上川に架かる橋に引っかかった流木(29日午前8時31分、山形県大石田町)=共同

国土交通省新庄河川事務所によると、氾濫したのは大石田町の横山、大石田、豊田の計3カ所と、大蔵村白須賀の1カ所。県は被害状況の把握を急ぐ。

山形県内各地では、29日未明にかけての24時間雨量が150ミリを超える地点が相次ぎ、最上川上流域の長井市では205ミリを観測した。村山市や東根市、長井市では72時間雨量が観測史上1位の記録を更新した。雨は29日朝にほぼ降りやんだ。

JR東日本仙台支社によると、河川水位が規制値を上回り、山形新幹線は山形―新庄間で運転再開のめどが立っていない。山形―福島間は29日昼をめどに再開を予定している。在来線の奥羽本線や陸羽西線などにも始発から影響が出ている。

山形県は29日、県内31市町村に災害救助法の適用を決めた。国と県が市町村に代わって避難所運営などの費用を負担する。

岩手県でも花巻市や奥州市で住宅の床上浸水が発生。県によると、29日朝時点で少なくとも17棟に被害が出た。〔共同〕