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ハーモニックドライブ株主総会での質疑応答です。記憶に残ったものだけ並べてみました。ご参考までに…。
会場が昨年と変更になったのは個人株主が増えたからでしょうが、かなり空席が目立っていました。駅からは三井物産の総会に行く人の波ばかり目立ちましたが。

株価が1月の公募増資以来急落しているが、どう考えているか?
⇒経営陣としてもここまで急落するとは予想外であった。ただ、市場における、ロボティックスという材料がしぼんできたのが大きいかもしれない。

日本電産の参入についてどう考えるか
⇒電算側は将来的に月産20万個を目標としていて、当社の顧客にも30%offで売り込む営業をしている。当社は注文があってから製造する方法をとっており、一気に製造して売り込むといった方式は取らない。顧客の細かいニーズに応えられるのは当社のような方式であると自負している。汎用品とそうでないものの差であると考えている。
また、日本電産製の減速機は大手メーカーのテストを受けているが、採用されていない。
当社は技術力を売っているのであり、書面にあらわれない精度が自慢である。従って日本電産の参入によっても、売上目標は達成できると考えている。

JASDAQから東証一部に行く予定はないのか
⇒当社は東証一部企業になることを各年度の目標としてこなかったというより、東証一部でやっていくに耐えられる会社のなろうとしてきた。今回の公募により株主数も大幅に増え、流動性も改善されてきたので、前向きに考えている。

配当を株価相応に上げてほしい
⇒配当性向は30%で近年では決して高くは無くなってしまった。しかし、受注残を消化するために生産能力をあげること、技術向上のため研究・設備に投資せざるを得ない状況から、現状が精一杯である。

その他、役員の平均年齢が高すぎではないか、人材育成・流出防止にどう対応しているかなどの質問がありました。

議長をしている会長が自ら答えることはほとんど無く、裏方が右往左往して結局社長が回答することがしばしば。議長は社長がやったほうがいいですね。

ある株主さんが言っていましたけど、ここは技術屋で商売人の色彩は弱いですね。ロビーで自社製品の見本を一生懸命説明してくれる誠実さは感心しました。