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(株)LIXIL【5938】の掲示板 2019/05/20〜2019/06/29

>>539

>年棒が高いことと監査は関係ないよ

社長の巨額の業績連動報酬と監査は、もの凄く関係があるよ。
高額の業績連動報酬は粉飾決算の誘因になる可能性がある。

債権の貸倒れ,退職給付に係る負債の変動,減損会計の適用による有形固定資産「のれん」及び無形資産等の資産の減損損失の計上等の会計処理にはどちらが正しいのか白か黒か明らかではなく灰色のものも多い。年11億円の業績連動報酬を得たS社長が、このような灰色の会計処理に決着をつける時に、下記の事実から何を考えるのか想像していただきたい。

日本経済新聞の2018/10/22 18:51配信の記事「LIXIL、伊子会社売却に米当局がストップ 中国企業へ」に次のような記事が掲載されていた。
「LIXILグループは22日、イタリアの建材子会社の中国企業への売却が米国の対米外国投資委員会(CFIUS)から承認されなかったと発表した。2019年3月期に235億円程度の減益要因となり、従来500億円を見込んでいた連結純利益は15億円に減少する。」

しかし、イタリアの建材子会社ペルマスティリーザ社の売却は関係国の規制当局の許可等が得られることを条件としていた。S社長は関係国の規制当局の許可等が得られる可能性が高いと判断し、2018年3月期の業績を上げたが、結果的に判断を間違えたことになる。
この判断の誤りと約11億円の業績連動報酬とが無関係だったとは思えない。

LIXIL2018年3月期有価証券報告書P147に下記の記載がある。
「当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)Permasteelisa S.p.A.の株式譲渡について当社は、2017年8月21日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社LIXIL(以下、LIXIL)が保有するPermasteelisa S.p.A.(以下、ペルマスティリーザ社)の発行済株式の100%を、GrandlandHoldings Group Limited(以下、Grandland社)に譲渡することを決定し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、本株式譲渡は、関係国の規制当局の許可等が得られることを条件としております。当社は、関係国の規制当局の許可等が得られる可能性が高いと判断していることから、当社の連結財務諸表上、当該許可等が得られることを前提に、ペルマスティリーザ社及び同社子会社の事業を非継続事業に分類しております。」