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ゲリラ豪雨も3倍に
 ウェザーニューズ(千葉市)の調査によると、ことし7月末から8月中旬までに発生した“ゲリラ雷雨"の件数は全国平均で前年比2.7倍となった。関東南部では4.5倍を記録、特に東京都と千葉県では6倍増の勢い。この記録的な異常気象を背景に、浸水対策への関心は一気に高まりを見せている。
 メーカーでは、止水対策の市場を年30億円規模と試算している社もあり、東日本大震災を境に「止水対策は不可欠な設備投資との意識の高まりにより、今後数年は市場拡大が続く」(岡村製作所)と期待が高まる。
 商品化の動きは12年度から目立ち始めたが、今後もさらに広がる勢いだ。脱着式やシート式など現在4タイプの商品を投入している文化シヤッターでは「自社で扱うあらゆる開口部商品に対応できるよう新商品の開発を進めている」状況で、LIXIL鈴木シャッターも「コンビニエンスストアなどの店舗出入口向けに簡易版の商品化を考えている」という。
 東京都内では5区が止水板設置の工事助成を行っているように、浸水対策への支援制度が全国的に広がりつつあることも、メーカーにとっては追い風だ。
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