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(株)UACJ【5741】の掲示板 2015/04/29〜2016/07/21

【日銀短観:景況判断、悪化の恐れ 英のEU離脱が重し】

 日銀が7月1日に発表する6月の全国企業短期経済観測調査(短観)について、民間12調査機関の予測がまとまった。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業・製造業で平均プラス4(前回3月短観はプラス6)、大企業・非製造業は平均プラス19(同プラス22)とそれぞれ悪化する見込みだ。英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めたことに伴う世界経済の不透明感や円高が、企業の景況感の重しとなりそうだ。

 DIは業況を「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の回答割合を引いた指数。12機関の予測では、円高の進展で輸出企業の採算悪化が進むとの懸念から大企業・製造業を中心にDIが悪化するとの見方が多い。3月短観の2016年度上期の想定為替レート(大企業・製造業)は1ドル=117円台だったが、24日に一時1ドル=99円台まで円高・ドル安が進展。「円高を反映して、汎用(はんよう)機械など設備投資関連や、自動車、電気機械など輸出関連の業種で景況感が悪化するとみられる」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)との指摘が出ている。

 一方、大企業・非製造業も「訪日外国人のインバウンド消費の息切れ感が明白」(第一生命経済研究所)など円高の悪影響を懸念する見方が多い。燃油価格の上昇も運輸業などの逆風になりそうだ。

 6月短観の調査期間は5月30日〜6月30日。全体の7割程度が6月中旬までに回答しているとみられ、23日の英国国民投票のEU離脱派勝利の影響は一部しか反映されない。

●後場から7月1日に向かってUACJの株価はどんな軌跡を描くのでしょうか??