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2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では、生成AIの飛躍的な普及により、データセンターを中心とした電力需要の増加が指摘された。また、今後の成長産業として位置づけられる半導体や鉄鋼、化学などについては、「国際的に遜色ない価格で安定した品質の脱炭素エネルギー供給」が不可欠であると明記されている。
かくして、今後の脱炭素電源の選択肢として、原子力、特に小型モジュール炉(SMR:Small Modular Reactor)の可能性が高くなった。SMRは電気出力が30万kW以下と定義され、冷却材として軽水、液体金属、ガス、溶融塩など多様な方式がある。また、自然循環による冷却設計や受動的な安全システムの導入など、既存の炉と比較して、外部電源喪失や冷却材喪失といった重大事故への対応力が高く、安全性の向上が図られている。さらに、工場でのモジュール製造により、建設期間の短縮や品質の均一化、コスト抑制が期待されるほか、立地面でも柔軟な配置が可能となる。
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