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大平洋金属(株)【5541】の掲示板 2022/05/12〜2022/08/01
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>>174
あと「持分法」が45億円の減益になっているのも、明らかにおかしいですね。今期は前期に比べてNi価格・為替共にプラス方向なので、これが前期より悪化することは論理的にあり得ません。
これが前期並みになるだけで45億円もの上方修正になる訳ですが、実際には前期比+45億で差し引き90億円くらいの増益要因にはなりそう。
sdb***** 2022年5月17日 15:40
決算説明資料読みました。
問題のP27ですが、まず価格要因として「LME価格等」が+70の一方「原料価格等」が△91で、価格要因で差し引き21億円の減益になっているのは、明らかにおかしいです。
鉱石中のニッケルの価値の取り分は、鉱山との間で長期契約で決まっているので、Ni価格上昇によりその一定割合=シェアリング分自動的に増益になるはず。それが減益になっているのだから、ここに会社側の操作が隠れています。私は22年3月末のNi価格より非常に低いNi価格にしているので、この表上は0になっていますが、「たな卸し資産評価」を数十億円減益要因として、「原料価格等」の中に紛れこませているのだと思います。(実際にはNi価格はそんなに下がらないでしょうから、これは現実とはなりません)
次に違和感を持ったのが、減販損です。売上側で△136の一方原料・費用側で+117なので、差し引き19億円です。前期に比べて7千トンも減販になってたったこれだけかという気がしますが、そもそも本当にこれが実現するのかに大いに疑問がある(休止中の電気炉の事故の復旧が長引くことで、7千トンもの減産に本当のなるものか?)一方、この程度であれば価格要因と為替要因で十分挽回できると思われます。
今後四半期毎の大幅上方修正となることが読み取れる資料です。