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日本製鉄(株)【5401】の掲示板 2015/04/29〜2015/06/22

ブラジル事業に好転の兆し?
33のブルームバーグニュースの続報版 鉄鋼新聞より 
前期は、石油価格の急落でブラジルVSBで686億円の欠損を計上し、ウジミナスも先が読めない状況のように思えたが、今期は、石油価格も上昇に転じ、VSBシームレス鋼管の販売が回復し、ウジミナス経営の争いも事態収拾し、ウジミナス製鉄所自体の業績も浮揚してくる・・・このようなシナリオになることをを願う

伯ミナスジェライス州裁判所、ウジミナスの役員解任めぐりテルニウムの訴え退ける
 ブラジル高炉大手、ウジミナスの役員解任をめぐり、大株主のテルニウムが差し止めを求めていた裁判で、ミナスジェライス州裁判所は5日、解任は妥当としテルニウム側の訴えを退ける判決を下した。ウジミナス経営審議会(取締役会に相当)や新日鉄住金の判断が認められた格好。テルニウムが上級審の最高裁へ持ち込む可能性はあるが、最高裁で判決が変わるケースは少なく、司法判断として確定する可能性が高い。

事態収拾へ道筋
ミナス州裁がテルニウム側の訴えを退けたことで、エグレン氏など3人がウジミナス役員として復帰する目はほぼなくなった。4月の臨時株主総会では経営審議会議員や議長の選出でもテルニウム側は一敗地にまみれている。役員解任の本訴でも主張が認められなかったことでテルニウム側が軟化すれば、新日鉄住金との対立も事態が収拾へと向かう可能性が出てきた。
 ウジミナスではエグレン氏の解任後、ホメル・エルヴィン・ソウザ氏が暫定CEOに就き、ブラジルの厳しい需要環境下でもEBITDA(利払・税引・償却前利益)で増益に導くなど健闘。株式市場で経営手腕が評価され始めている。今回の判決を機に、暫定から本格体制へと経営陣を固め、ウジミナスの業績を浮揚させる転換期となるのか注視される。