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日本特殊陶業(株)【5334】の掲示板 2017/07/07〜2019/03/29

色々な見方があるとは思いますが、

現在8500万台程度の世界の自動車生産台数は今後も
新興国を中心とした需要増で1億台を軽く突破すると見られています。
新興国はインフラ・価格等の問題から内燃機関搭載車両がその大多数を
締めると思われます。
先進国を中心に電気自動車の市場規模が拡大し、仮に年間1000万台以上の
規模にまで拡大したとしても、現状の内燃機関市場と同じ規模の大きさが
自動車市場に残ることになるという仮定が成り立つかと思います。
先日のマツダの会見でも
「2035年時点でもHVやプラグインハイブリッド車PHVなど、内燃機関を搭載した車が
世界販売の85%を占めるとの予測もあり、内燃機関を磨くことがCO2削減につながるという
考えに変わりはない」との言葉がありました。
もちろんマツダはEVに弱いので、自分たちに不都合のある予測は
信じたくないというバイアスがあるのは考慮すべきですが、今後数年で突如市場が
縮小していくと考えるのはやや行き過ぎた考えではないかと思います。

他方で、新興国経済には不確定要素がありますし、現地国のメーカーが
台頭して既存の有力メーカーが優位性を出せないことは考えられます。
また、先進国を中心にライドシェアが予想以上の速度で台頭し、
自動車販売台数そのものが現時点の予測を大きく下回って市場が消えていく、
といった点も考えられると思います。

ということはプロは理解していて当然だと思うので、
その上での下落をどうとらえるかですね(苦笑)